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V-Ray RT 非サポート機能リスト
V-Ray RTでは、常に3ds Maxの外部で単独起動するV-Ray RT render server(RT専用のV-Rayスタンドアロン)を通してレンダリングを行うように設計されています。つまりこれは、3dsMaxのレンダリングAPIを通さない事を意味しています。
(V-Ray(通常版)は3dsMaxのAPIを通してレンダリングします。)

この実装方法により、インタラクティブ性能とV-Ray RTの実装方法に大きな自由度を得る事ができます。
しかしながら、それと引換にV-Ray(通常)とV-Ray RT間にいくつかの違いを発生が発生します。

以下のリストは、V-Ray RTでは現在サポートされていない機能です。以下の機能を利用しているシーンでは、通常のV-RayレンダリングとV-Ray RTのレンダリング結果は異なるものとなるでしょう。

いくつかの機能に関しては、将来のアップデートでサポートを予定していますが、いくつかの機能はインタラクティブ性の理由からV-Ray RTでは今後もサポートされないでしょう。

なお、リストは完全ではありません。リストに記載されていない非サポート機能があるかもしれません。
代替可能な機能に関しては追記を入れてあります。
基本的にサポートしていない機能
  • 3ds Max 環境設定の露出コントロール機能 (V-Rayのカラーマッピング機能もしくはVRayフィジカルカメラで代替できます。)
  • V-Rayレンダリング設定にある "Legacy sun/sky/camera models"オプション。V-Ray RTでは常にこのオプションが OFF であるとして計算されます。
  • モーションブラー (VRay Camera設定およびVRayフィジカルカメラの両方共サポートされません)
  • フォトンマップによるコースティクス (GIによるコースティクスはサポートします)
  • イラディアンスマップ、ライトキャッシュ(VRay RTは常にパストレーシングでGIを計算します。アルゴリズム的に2パスレンダリングは行えません。)
  • レンダーエレメントは生成されません
ジオメトリ
  • V-Rayディスプレイスメント。(3dsMaxのディスプレイスメントモディファイヤは利用できます)
  • VRayFurもしくは3ds Maxのヘアー&ファー・モディファイヤを使ったFurオブジェクト
  • VRayProxy(SP2で対応しました)
  • VRaySphereプリミティブ(将来のアップデートでサポート予定です)
ライト
  • VRayLightの Mesh モード(SP2で対応しました)
  • ライトの"除外/含む"設定
マテリアル
  • VRayMtlの environment マップスロット(マテリアルローカルのenvironment上書き)レンダー設定にある全体的なenvironmentの上書きはサポートしています。
  • V-RayFastSSS1およびV-RayFastSSS2マテリアル(将来のアップデートでサポート予定です)
  • VRayMtlのサブサーフェススキャッタリング・オプション(将来のアップデートでサポート予定です)
テクスチャーマップ
  • VRayDirt, VRayMap, VRayNormalMap, へこみ, パーリン大理石, 木目, 惑星
  • (ColorCorrectマップを除く)サードパーティ製マップは全てサポートしていません。(ColorCorrectはGammmaとSourceパラメターのみサポートしています。)(サードパーティ製プログラムは開発元でV-Rayにネイティブ対応して貰うしか方法がありません)
環境効果
  • 環境効果(VRayEnvironmentFog)(将来のアップデートでサポート予定です)
  • サードパーティ製環境効果プラグイン(AfterBurnやFumeFX等)(開発元でV-Rayにネイティブ対応して貰うしか方法がありません)
ビューポート
  • (ユーザーや正面などの)平行ビューはサポートしていません。(将来のアップデートでサポート予定です)
  • カメラに対するモディファイヤ(あおり補正やスキュー)
  • VRayPhysicalCameraのレンズシフト・チルト・ディストーション(SP2で対応しました)
既知の問題
下記は、アクティブシェードウィンドウが開いている場合に3ds Maxシーンを操作する場合に発生する問題です。これらのいくつかは3ds Max側の制限によりChaos Softwareでは対応する事ができません。
  • レイヤーの表示/非表示はV-Ray RTに影響しません。これは3ds Max側の制限です。